割引と商品券の違いって何!?意外と知らないレジの基本を解説します!!
値引・割引と商品券ちがいについて
値引・割引、商品券・・・これらの違い、ご存じですか?
お客様が支払う現金が減るという点ではどれも同じように感じますよね。でも・・・使い分け、とっても大事です!
今回は、値引・割引、商品券についての説明と、それらを使った場合の消費税の処理方法にどのような違いが出るのかを解説します。
値引・割引について
値引・・・購入金額から〇〇円を引くこと
例)100円引き・1000円引き
レジのボタン表記は、「円引」「-引」など
割引・・・購入金額から〇〇%を引くこと
例)10%引き・半額
レジのボタン表記は、「割引」「%引」など
例)100円引き・1000円引き
レジのボタン表記は、「円引」「-引」など
割引・・・購入金額から〇〇%を引くこと
例)10%引き・半額
レジのボタン表記は、「割引」「%引」など
値引
- 購入金額から〇〇円を引くこと
- 例)100円引き、1,000円引き
-
レジのボタン表記は、「円引」
「ー引」など
割引
- 購入金額から〇〇%を引くこと
- 例)10%引き、半額
-
レジのボタン表記は、「割引」
「%引」など
- 購入金額から金額を減らす
-
減らしたお金はお店が負担
(減らした金額は売り上げに含まれない) - 残った金額が消費税課税対象
商品券について
商品券・・・購入金額から〇〇円を商品券で預かる
例)JCB商品券、GoToイート食事券
レジのボタン表記は「クーポン」「金券」「券」など
例)JCB商品券、GoToイート食事券
レジのボタン表記は「クーポン」「金券」「券」など
商品券
- 購入金額から〇〇円を商品券で預かる
- 例)JCB商品券、GoToイート食事券
-
レジのボタン表記は、「クーポン」
「金券」「券」など
- 商品券というもので一旦預かる
-
預かった商品券は、後から換金できる
(商品券も売上に含まれる) -
商品券で預かった金額も消費税課税対象
(クレジットや売掛と同じ)
消費税の処理について
最後に、値引きをした時と商品券を利用した時の消費税の違いについてみてみましょう。
例・・・ レジの計算方式は内税
消費税率10%
値引き1,000円 または 商品券1,000円利用 の場合
例・・・ レジの計算方式は内税
消費税率10%
値引き1,000円または
商品券1,000円利用の場合
- 値引処理の場合
商品A・・・5,000円(税込)
商品B・・・2,000円(税込)
小計 7,000円(税込)
値引 -1,000円
商品B・・・2,000円(税込)
小計 7,000円(税込)
値引 -1,000円
合計 6,000円(税込)
(内消費税 545円)
課税対象は6,000円
支払いは・・・
現金 6,000円
- 商品券処理の場合
商品A・・・5,000円(税込)
商品B・・・2,000円(税込)
小計 7,000円(税込)
商品B・・・2,000円(税込)
小計 7,000円(税込)
合計 7,000円(税込)
(内消費税 636円)
(内消費税 636円)
課税対象は7,000円
支払いは・・・
商品券 1,000円
現金 6,000円
現金 6,000円
このように、お客様が支払う現金はどちらも6,000円ですが、課税対象額が大きく変わってくるため、消費税の額も変わってきます。
さいごに・・・
今回ご説明した内容は、こちらの動画でも詳しく解説しております。
ぜひご覧ください。
おまけ・・・
値引・割引のレジでの実際の設定方法は、こちらのページで解説しております。