肉業態セントラルキッチンでの受発注業務の自動化
計量器とハンドスキャナーを利用して受発注とピッキング業務を自動化。集計システムも作成し、手作業によるミスを撲滅
お客様プロフィール
名古屋名物「味噌とんちゃん」をメインに、直営・フランチャイズ業態で展開されている外食チェーン企業様。『ホルモン』『牛ざんまい』『ニクバルダカラ』など、お肉にこだわった店舗を全国に展開中です。
■お客様:株式会社味和居
■所在地:愛知県一宮市(CK)
■拠点数:1拠点
■店舗数:36店舗
■URL:http://www.aj-dream.com/
導入ソリューション
計量器(はかり)・バーコードリーダー
受注・出荷支援システム
事例の詳細
導入の背景
愛知県一宮市にある自社セントラルキッチン(以後CK)には、毎日20~30アイテムの発注が全店舗から届きます。発注データの取りまとめや当日の作業指示書、ピッキングリストや納品データの作成といった、CKで発生する業務をすべて手作業で行っており、毎日の作業が多忙を極めるとともに、納品や伝票作成でミスが発生していました。
導入前の課題
- 毎日20~30商品が全店舗からインフォマートを経由して発注されます。CKでは、全店舗分の発注データを、店舗ごとかつ商品ごとに手作業で集計を行い、CKの受注データを作成していました
- 受注データと照らし合わせピッキングを行いますが、その作業も一つずつ紙に記入しており、記入終了後出荷データとしてパソコンに一つずつ打ち込んでいました
- 店舗からはグラム単位で発注がきますので、CKでは重さを計らなければなりませんでした
提案内容
毎日店舗から受注した商品データを計量器(はかり)を利用しバーコード化し、今まで手で行っていた出荷作業を効率化するため、計量器(はかり)とハンドスキャナーをご提案しました。
また、受注した商品データから自動的にピッキングリストを作成し、さらにはインフォマートとデータのやり取りを制御する受注・出荷支援システムをご提案しました。
導入後について
- 出荷する商品をバーコード化し、ピッキング作業時にハンドスキャナーで読み込み、その後出荷データとしてインフォマートと連動させることにより、出荷データの打ち込み作業を削減しました
- 受注・出荷支援システムを作成し、インフォマートや計量器(はかり)、ハンドスキャナーと連動することにより、今まで手作業で行っていた業務の自動化を実現しました
- グラム単位の商品は、イシダ製計量器を利用しグラム単位による出荷データ作成を実現しました